連載 鶴見智男の「布団のコンシェルジュ」
睡眠環境診断士の店
私、鶴見智男は、80年以上続く正木屋という布団屋の5代目です。
まじめにコツコツとお客様のことを考えながら正木屋のノウハウを活かした
布団の提案をしてきました。
そんな経験の中から鶴見智男(正木屋)が
皆様に鶴見流の布団のノウハウをお伝えしたいと思います。
第10回 今さらですがマニフレックスって何!
「マニフレックス」という名前、これは「社名」でもあり「ブランド名」でもあります。
会社は、イタリア(トスカーナ地方)にあります。
設立は1962年。50年以上の歴史ある企業なんです。
創業者(ジュリアーノ・マニ)の真面目な品質追究の精神がこの「マニフレックス」の土台となっています(国立フィレンツェ大学と共同研究)
※ちなみに、「ジュリアーノ・マニ」氏は日本で言うところの「長嶋茂雄」氏と同レベルかそれ以上の、イタリアでは超有名人だそうです。
1986年には、代名詞でもある「真空ロールアップ製法」特許取得。
最近では、この製法を真似るメーカーが増えてきましたが製法自体は、機械さえ導入すれば済む話ですが、問題はそれに耐えられる製品の「耐久性」が大変重要なのです。
従来のウレタンマットレスは、この曲げたり折ったりすること自体「タブー」でした。しかし、この「マニフレックス」には、それに耐えられる「耐久性」を備えているのです。
この「耐久性」をベースに、「清潔」な敷き寝具を提供し「輸送費カット」で良心的な価格設定が可能となりました。
これらを初めて実現したのが、「マニフレックス」なんです。
1997年、いよいよ、マニフレックスの代名詞でもあります「エリオセル」「エリオセルMF」の特許を取得します。
従来からのウレタンマットレスの常識を覆すテクノロジー!
独自の新しい製法によるこのウレタンが、どこにも真似できない技術です。
ご存知の方も多いと思いますが、ざっとその特徴をご紹介しておきます。
- 高反発(今でこそ普通になりましたが、その先駆けですね)
- スプリングレス(これは、説明の必要ないですね・均等な体圧分散の実現)
- ムレない(私は汗かきなので、この通気性の良さは絶対必要なんです)
- エコロジー(原料から製法・廃棄まで自然に優しい取り組み)
- 長期保証(寝具業界の非常識?・私も9年経ちますが全くヘタリ無し)
- 医療・介護に(地元ヨーロッパでは大病院等で採用・床ずれ防止にも)
- 真空パック(輸送費カット・清潔さが先程の病院でも喜ばれる)
等々、使って頂いている方には、普通の事ですね。
2002年以降は、マットレス一日生産「1万本」を達成。
現在、世界90カ国以上に輸出、3500万人の愛用者を数えるまでになりました。
今では、イタリアだけで無く国外にも販路を広げています。
特に、品質に厳しいドイツへは、未だに最大の販売先になっています。
1993年、ようやく日本で発売開始(日本でも20年以上の実績があるんです)
最初は、認知度も無く、百貨店等の売場の片隅で実演販売をしながら、その知名度を上げていったようです。
今では、特に実演販売をせずとも、スポーツ選手自らが選んでご自分の体調管理の一部を担うまでの必需品になっています。
日本では、「低反発」が全盛期の頃に、「高反発」(今では当たり前ですが)を特徴に売り出していた「マニフレックス」、私も10年のお付き合いになります。
最初は、「これは何か怪しいな」と疑っていた自分ですが、使ってみて「びっくりぽん」でした。固めだけど沈むところはちゃんと沈む。
このように、寝具ブランドとしても世界的な会社に発展した「マニフレックス社」
日本で20年以上、その機能性が認められて、愛用者を増やしています。
私共正木屋も、微力ながら皆様に体験頂けるよう様々なアイテムを取り揃えました。
当店で、いつでもお試しできるタイプをご案内します。
◎ベッド用マットレス
- モデルローマ
- モデルFX(私のイチ押しです)
- エア・メッシュハットトリック
- マニ・スポーツ
- モデル246(ど定番)
◎三つ折りタイプ
- DDウィング
- フィレンツェ・スーパーウィング
- メッシュ・ウィング(超定番)
◎レイ&パッド タイプ
(今有る敷き寝具の上に使うか、もしくは一枚で)
- マニコスモ(これ、なかなか良いですよ!)
- スーパーレイEX
- イタリアンフトンⅡ(定番)
- パッドJP
◎枕・ベッドフレームも取り揃えております。
正規販売店として、「マニフレックス」を一人でも多くの方にご紹介したい。
この気持ちは、どの販売店様にも負けないつもりです。
長くなりましたが、「マニフレックス」は企業としてもブランドとしても世界に認められており、安心してお使い頂けます。
質問がありましたら「お布団 無料相談」でお問合せください。